『手放す』ということは
物理的なレベルでも、
感情や思考においても、
ギュっと握りしめている物事や人間関係、
或いは 、しがみついている
想いや願いの執着を手（心）から放すこと。
握りしめていた掌（手のひら）を
ただ ひらいて
手のなかにあった
モノ（結果や関係性）や願いがどうなろうとも
自分の本当の気持ちに正直でいながら、
ただ、今あるがままの自分から
離れてゆくものや、
結果にこだわらないということ。
手にもった風船をイメージしてみてください。
手に握りしめている風船。
手を放したら、
風船は飛んで行きます。
それは、
あなたが願うところへ
飛んで行くかもしれないし
あなたが行って欲しくないところへ
飛んで行くのかも知れません。
それでも
その風船の行方を、
流れる風に任せて自由にさせること。
手放すというのは、
○○であってほしい、
という『願いごと』手放すのです。
つまり、
結果をコントロールをしない！
ということなのです。
信頼がないと、
本当の意味で、手放すということはできません。
たとえ物事の結果や
誰かとの関係性がどうなろうとも。
心配なあの人がどうなろうとも。
全ては宇宙の、自然の
完璧な巡りの元に
必ず大丈夫！なんだという信頼。
執着や過去を手放して、
自分の叶えたい目標や
夢に向かって前進する時。
たとえ、それが正しいのか？
未来がどうなるか？
なんてわからなくても、
私はきっと、絶対に大丈夫なんだ！
という信頼。
怖れや結果にこだわるエゴがあると、
握りしめた想いや願いを手放すことはできません。
手放すことは、
時には勇気がいりますが、
自分を信頼できるほどに、
物事の結果には
こだわらないでいられるようになります。
そうして、開いた手には
たった今のあなたに相応しい
新しい大切なものを掴むことができます。
前進するために
何かを選択するという時には
選択と同時に、
何かを選ばないこと！
でもありますよね。
何かを選択するという
決断をする時には、
文字通り
「決めて」「断つ」 のです。
それは、
自分に与える可能性の的を絞る！
ということでもありますね。
だから、決断することは
勇気や覚悟が入りますが
自分や自分の人生を大切にして、
価値ある大切な自分自身に
ふさわしい選択を与える
ということ。
それは、自分へ贈る愛でもあります。
慣れ親しんだたことや人間関係や
場所から離れるのは、時に勇気もいる。
時に、自分を大切にする選択や
手放すことは簡単ではないけれど、
一時的な苦しさや弱さに溺れて、
腹を括って踏ん張ることから
逃げないであげてくださいね。
それが、自分の未来を信じて、
自分自身へ贈る愛とエールです。
この時期は、
過去を断ち切って、
新しいレールへ乗り換えようと
している方が多いです。
過渡期は、
勇気と信頼というパワーが
いつも試される、
ハードな時でもありますが、
いまを乗り越えた未来には、
新しい境地にいる成長した
今よりも幸せな自分に
必ず出会えるから。
きっと、その時に
頑張ってきて良かった！と
思うことができるから。
自分の強さを信じて、
最高の可能性を選び
前に足を出して歩き出す。
その頑張りや勇気は、
世界でたった一人の
たいせつな自分へ贈る、
素晴らしい愛だと思います。
ご縁ある皆さんが、
さらなる幸せと喜びに溢れる
人生の新たな可能性を大切に選び、
まっすぐに進んでいけますように・・
心から応援しています☆
