今夜は蠍座で下弦の月〜新しい春の始まりに向けて、本来の流れへと軌道修正していく時！

１０日の新月に向かって欠けていく月は、今日2月3日に蠍座で下弦の月を迎えます。

下弦の月は成長サイクルにおいて、次の新月での種まきと新しい開花に向けて、新しい生命(いのち)を育む基盤をつくるための、土壌を整える準備のときです。

次なるステージへ向けて「浄化」や「断捨離」「別れ」「手放し」「リセット」の時でもあります。

人間関係、思考、心、身体、物、仕事や取り組んでいること等・・

あなたの人生において、本当に「大切」なものだけをたいせつにするために、心も身体も空間もデトックスや断捨離など、お掃除や整理整頓して、新たな展開や物事を受け入れるためのスペースを空けましょう。

季節を分ける節目の時でもある、節分の今日は「新たな１年間を健康に過ごせますように・・」という願いを込めて、悪い鬼（邪気）を払うという行事ですから、

この下弦の月の「手放し」や「リセット」ということと合わせて、自分の意識（心）の中にある迷いや囚われを払拭して、新しい始まりの立春を迎えるための準備を整えておく大切なタイミングだと思います。

前回の満月に書いたように、「リセットや方向転換」「見直しや仕切り直し」「リスタート」「Rebirth、Reborn」に向かって、意識や物理的な状況においても、軌道修正を行なっていくような流れが起きている方が多いと思います。

いずれにしても常に、本来の自分（魂）が望む方向に、気づきや直感や出来事を通じて『流れ』が起こっているわけですが、

今起こっている『流れ』がもたらす導きの真実の意味に、いかに気がついて軌道修正するのか？というのが、とても大事なことだろうと思います。

とても情報過多で思考ばかりのノイズだらけになっている現代社会ですが、

本来の自分の魂の流れにしっかり乗っていくのには、つくづく思うに、誰かや何かの情報ではなくて

「自分がどう感じているのか？」という感覚、本心を誤魔化さずに向き合う力、意識的に自分の内側にある声（直感）を掴んで捉えていく心の力がやっぱり必要です。

そして、今はいつも以上に、惑わされずに！本当の自分の声に正直になって、違和感やズレを軌道修正しながら、この春の新しい始まりに向かって、準備をして動き出していく時だろうと思っています。

１０日の水瓶座の新月あたりが一つの小さなターニングポイントとなって、誰にとっても新しい流れや新しいスタートに入る転換点になると思います。

そこに向かって、今日の下弦の月では本来の自分の流れに沿わない余計なエネルギーや意識を削ぎ落とすようなタイミングにあります。

「いま、はっきりとクリアに、ここから自分が向かっていく道や方向性が見えていますか？」

自分の感覚を信じて、より日々が幸せや充足感に満たされていく方向に向かっているという感覚があれば、そのままGOサインを感じて進んでいきましょう！！

星の配置的には、今まだモヤモヤや悩みや迷いを抱えたり、何らか葛藤がある方も多くいるかもしれませんが、

今まで気づけなかった手放すべき意識の囚われや思い込み、ずっと執着していて手放せなかった物事など、今乗り越えるべき問題が明らかになるような時でもあると思います。

葛藤の中で乗り越えていくテーマがクリアになったり、大きな気づきや新たな視点を得たり、解決のための糸口が見えてきた！ということが起こりやすい時でもあり、

課題や気づきを実践する、現実に取り組む、という動きを先延ばしにせずに行なっていくチャレンジの時でもありそうです。

いずれにしても、次の新月までは少しずつ霧が晴れていくように、新たなページが１枚ずつめくられて、次の段階へと運ばれるための大切な時間となりそうです。

悩んだり、苦しかったり、モヤモヤ葛藤することは、もちろん心地よいものではなく、辛いと感じるものですけれど、私はそのような混沌とした心の揺れ動きを超えた先には、必ず新たな扉が開いていると思っています。

悩まないように、苦しまないように、失敗しないように・・と怖れや不安で身を守りながら雁字搦めに生きることよりも、いっぱい悩んで時には思いっきり泣いて、そこから新しい視点や気づきを掴んで、心や人生が大きく成長をすることの方がずっとずっと大切なのだと思うのです。

今まで通りにいかなくなったり、葛藤の末に何か握りしめて（凝り固まって）いた考え方ややり方、人間関係の関係性や物事を手放して「変化する」ということは、進化、成長していくことなのだと思います。

そろそろ小手先の解決やノウハウ、何かやり方を変えれば、変わっていくはずだ！ということ自体が、実は不毛な悪循環であることに気がつき始めている人が多くなっていると思います。

自分の本当の声（直感や違和感、感覚）を信じて従うことでしか、本来の流れに道が戻らないと分かってきている方も多いかと思います。

ジタバタしないで、本当は分かっている本心に降参して、手放すべきことや軌道修正すべきこと、本当は望んでいることに取り組んでいきましょう！

ここから新月に向かって、星が指し示しているのは、「新しいフェーズ（流れ）に向かう」ためのチャレンジ（課題）に積極的に前向きに飛び込んで、取り組んでみましょう！という前進する力の後押しが強く働いてきそうです。

そのため、覚悟や何らかの決断をしていかなければならない時でもあると思いますし、勇気や自信が試される時だと思います。

新しいチャレンジや取り組み、新しい人間関係の出会いや新たな関係性への変化、新しい価値観や取り組み、といった様々な「新しい」「未知」「本当に望んでいること」に現実的に飛び込んでいくことで、

ここまで変化し、成長した自分の力試しや腕試しをしながら、新しくなった自分の姿や本来持っている真のパワーを確認していける時です。

この今の宇宙の動きがもたらすのは、そうしたチャレンジ（プロセス）を通過して、より魂を大きく成長させ、わたしたちの精神性を磨こうとする働きでもあり

本来、あるべき場所へ、あるべき姿へ・・持って生まれた魂の役割へ・・

わたしたち、ひとりひとりが自分の魂を最も輝かせて、輝くいのちを発揮するための配置へと、本来の目的の道へと還ることを促す大きなパワーです。

いま、それぞれの新しいステージへと向かうために、それぞれのチャレンジや流れがもたらす出来事を通じて、

自分を頼みに立ち上がる勇気を問われたり、古いパターンを脱ぎ捨ててより自分らしい幸せに向かって、自分を信じて進んでいくことを試される時だろうと思います。

自分で自分の心を支え、自分で自分をしあわせにする責任をもって生きること。これが風の時代に必要な精神的自立の力です！

　

心に嘘がなく、自分を裏切らずにいること。

心の正直な思いや本音に、自分がちゃんと応えてあげること。

そうして、自分を愛し、大切にすることを一つ一つ選んで行動していく主体的な生き方ができるほどに、

『私がわたしとして在る』ということ（自己肯定感）へ、信頼（自信）がついていくのです。

ここでのチャレンジや取り組みは、春分以降のステージアップの流れに繋がります。

春分以降は、更に同志と共に創造性を生きる、志す未来（魂の願い）を体現するための機会と広がりがもたらされていくのでしょう。

新しい春の始まりに向かって、いまはとても大切な時間。

ここでの足固めが、未来の可能性を開きます！！

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